EURO最年少ゴール記録を樹立したヤマル [写真]=Getty Images
バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルが、EURO最年少ゴール記録を更新した。
現地時間9日のEURO2024・準決勝でスペイン代表はフランス代表と対戦。序盤から白熱した展開が続くと、9分にキリアン・エンバペ(レアル・マドリード)の柔らかいクロスにランダル・コロ・ムアニ(パリ・サンジェルマン)が頭で合わせフランスが幸先良く先制に成功する。序盤にビハインドを負ったスペインだったが、若き“至宝”が圧巻の一撃で試合を振り出しに戻す。
21分、ボックス手前やや右寄りの位置でボールをキープしたヤマルは、巧みなステップを踏んでシュートコースを作ると、そのまま左足でゴールを狙う。美しい弧を描いたシュートはGKマイク・メニャン(ミラン)が懸命に伸ばした右手に触れることなく、左ポストを叩いてからネットを揺らした。「16歳362日」でのゴールはEURO史上最年少記録となっている。
このゴールで勢いに乗ったスペインは4分後、ボックス内右寄りの位置でクロスのこぼれ球を拾ったダニ・オルモ(ライプツィヒ)が絶妙なタッチで相手DFを交わし、右足の強烈なシュートを叩き込み逆転に成功。2-1の1点リードで前半を終えている。
By サッカーキング編集部
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