スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督 [写真]=Getty Images
スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、EURO2024・決勝に向けた決意を語った。13日、スペイン紙『アス』が同監督のコメントを伝えている。
2012年大会以来の欧州制覇を目指すスペイン代表は、イタリア代表、クロアチア代表、アルバニア代表と同居したグループBを首位で突破。決勝トーナメントではジョージア代表と開催国のドイツ代表を連続で撃破し、フランス代表との準決勝を制して決勝に駒を進めた。ここまで全勝と圧倒的な力を見せつける“無敵艦隊”。覇権奪還へ、あと一歩に迫ったチームを率いるデ・ラ・フエンテ監督が前日会見に出席した。
現在の心境を問われた指揮官は、「幸せさ」と一言。「私たちが経験した良いこと、素晴らしい瞬間だけを覚えている。EUROの決勝に進出することは、私たちが達成できる最も大きな目標のひとつだ」と今大会での功績の大きさを強調している。
また、「明日は決勝であり、今大会最高の2チームがやってくるから、とても複雑で難しい試合になる。とても均衡した試合になるだろう」と展望を告白。「このような接戦では細部が勝負を決める。ミスが少ない方が勝者となるんだ」とゲームのポイントを口にした。
さらに、「私たちは攻撃的にプレーするつもりだ。自分たちの強みをさらに高めるよう努力していく」とこれまで通り積極的な姿勢で決勝に臨むと主張。続けて、「それができるかどうか見てみよう。今いる選手で、相手のボックス内に侵入しようとするのが私たちの考えだ。それが決勝に進出した理由であり、自分たちの理念に忠実であり続ける。私の仕事は選手たちにそれを信じ込ませることだ」と力強く語っている。
By サッカーキング編集部
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