(左)ククレジャが(右)パルマーについて言及した [写真]=Getty Images
スペイン代表DFマルク・ククレジャ(チェルシー/イングランド)が、EURO2024決勝でイングランド代表MFコール・パーマー(チェルシー)との対決を望んでいないことを明かした。13日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
ここまで6試合中5試合に左サイドバックとして出場し、チームの決勝進出に大きく貢献を果たしているククレジャ。14日に行われる決勝ではイングランドと対戦することとなり、チェルシーのチームメイトであるパーマーやMFコナー・ギャラガーとの対決が実現する。
運命の決勝戦を前にパーマーと連絡を取っているのかとスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』で聞かれたククレジャは「彼とは話をしたけど、1週間以上前のことだ。前のラウンドでは時々話をしたよ。僕にとっては彼がプレーせずにベンチに座っといてくれる方がずっといいね」と対戦を望んでいるわけではないことを冗談ながらに明かした。
2023-24シーズンのプレミアリーグでは34試合出場で22ゴール11アシストを記録して、リーグ最多の33点関与を果たしたパーマーだが、4試合に出場しているものの、ここまでEURO2024では先発出場の機会はなく、ベンチに座る時間も多い。
それでも、ククレジャはイギリスメディア『アスレティック』で、プレミアリーグで対戦した選手の中で特に苦戦した選手について聞かれると、「EURO2024ではあまりプレーしていないけど、コール・パルマーに違いないね」とチームメイトの名前を挙げ、次のように語った。
「彼のサッカー脳は非常に素早く動き、常に他の選手よりも一歩先を行っている。彼の意思決定はほぼ常に優れており、そのような知性を防ぐことは最も難しい。彼が次に何をするかを予測することはできないから、トレーニングではとても苦労するんだ」
「彼はラミン・ヤマルをとても思い起こさせる。同じスタイルの選手だと思うよ。彼は何にもあまり関心がない男で、人生や自分自身をあまり真剣に考えていない。もし、街でパルマーに会ったとしても、彼がサッカー選手だとは絶対に思わないと思うよ。でも、プレーしたら本当にすごい」
By サッカーキング編集部
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