イングランド代表のケイン [写真]=Getty Images
イングランド代表FWハリー・ケイン（バイエルン）が試合前の記者会見に臨んだ。20日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。
21日にFIFAワールドカップ26欧州予選の初戦、アルバニア戦を迎えるイングランド代表。トーマス・トゥヘル新監督の初陣としても注目が集まる一戦に向けて、キャプテンとしてケインは会見に臨んだ。
代表通算69得点と歴代最多得点記録の保持者でもある同選手は今シーズン、ブンデスリーガで24試合に出場し21ゴールを記録。リーグ戦で首位を走るチームの中心として君臨し、UEFAチャンピオンズリーグでも準々決勝に進出するなど活躍を見せているが、時にプレーに対して批判的や懐疑的な報道がされることも少なくない。この状況に「難しく思う。時にはそれがモチベーションになることもあるが、正直に言うと、なるべく気にしないようにしている」と胸の内を明かした。
それでも「若い頃は、今よりも周りの意見を気にしていた。でも最終的には、自分自身が一番厳しく評価する存在だから、外部からの批判は燃料として使い、見返してやろうと思うようにしている」「現代のサッカーでは、評価の振れ幅が極端に大きいと感じる。数試合ゴールを決められないと『キレがない』と言われ、逆にゴールを決めると『バロンドール候補だ』と持ち上げられる。その差が激しすぎるんだ」と冷静に分析すると、「でも、これまでのキャリアを振り返れば、サッカー界の多くの人々からリスペクトされていると感じるし、すでに多くのことを成し遂げてきたと思っている」と語った。
2023年にトッテナムからバイエルンに移籍してからは、82試合に出場し76得点を記録。この移籍に関してケインは「さらに成長できたと感じている。自信の面でも責任の面でも、大きく前進した」と語ると「確実に自分は良くなっているし、以前よりもプレイヤーとしての“オーラ”が増し、より尊敬される存在になった気がする。なぜなら、大きな試合や重要な舞台でプレーしているからだ」と自信を示した。
イングランド代表でもチームを牽引する活躍が期待されている。
By サッカーキング編集部
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