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“最速王”エンバペ、無得点C・ロナウドのシュート数…EURO2024ここまでの注目スタッツを紹介

2024.07.08

EURO2024で存在感を放つ選手たち [写真]=Getty Images

 ナショナルチームの欧州王座をかけたEURO2024は準々決勝までの全日程が終了。ベスト4進出チームが出揃い、残すところは準決勝2試合と決勝戦の3試合のみとなった。

 熾烈なトーナメントを勝ち抜いてベスト4へ駒を進めたのはスペイン代表フランス代表オランダ代表イングランド代表の4チーム。現地時間9日にはスペインvsフランス、翌10日にはオランダvsイングランドの準決勝が行われ、いよいよファイナリストが決定する。スペインは史上最多を更新する4度目、フランスは史上最多に並ぶ3度目、オランダは36年ぶり2度目、イングランドは初めての欧州制覇を目指す。

 EUROを主催する欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』には、準々決勝終了時点での各選手のスタッツが掲載されている。今回はその中からシュート本数、パス本数、GKのセーブ数、最高時速という4つの項目におけるトップ5の選手たちを紹介しよう。
 
 今大会ここまでの得点ランキングでは、ジョルジュ・ミカウターゼ(ジョージア代表)、ジャマル・ムシアラ(ドイツ代表)、コーディ・ガクポ(オランダ代表)、イヴァン・シュランツ(スロバキア代表)が3ゴールで並んでいる。シュート本数に目を向けてみると、トップに立っているのはクリスティアーノ・ロナウドポルトガル代表)。今大会は直接FKを含めて多くのシュートチャンスがあったようだが、実際にはそれを活かしきれず、無得点で大会を去った。2位以下はキリアン・エンバペフランス代表)、カイ・ハフェルツ(ドイツ代表)らが続いている。

 パス本数でトップに立っているのはトニ・クロースドイツ代表)。準々決勝でスペインに敗れたことで現役引退が決まった34歳は、2枚のセンターバック(CB)の左横に落ちる形から高精度のフィードを連発。欧州制覇で有終の美を飾ることはできなかったが、司令塔として開催国ドイツを牽引し、抜群の存在感を放った。本数だけでなく、成功率も95パーセントと非常に高く、パス成功数でも堂々の1位に輝いている。

 セーブ数ではジョージア代表の決勝トーナメント進出に大きく貢献したギオルギ・ママルダシュヴィリが29本でトップに。その後はフロリン・ニツァ(ルーマニア代表)、バルト・フェルブルッヘンオランダ代表)、マイク・メニャンフランス代表)が16本で続いている。

 最後にスピードランキング。ここまでの“最速王”はエンバペで、その記録は時速36.5キロメートルとなっている。2位にはフェラン・トーレススペイン代表)が時速36.0キロメートルでランクイン。その後はベンヤミン・シェシュコスロベニア代表)、レロイ・サネドイツ代表)、ヴァレンティン・ミハイラ(ルーマニア代表)が続いている。

 4年に一度の祭典も残すところ3試合のみ。スタッツのランキングの変動にも注目が集まる。

◼︎シュート本数※数値は本数/ゴール数
1位 23本/0ゴール クリスティアーノ・ロナウドポルトガル代表
2位 20本/1ゴール キリアン・エンバペフランス代表
3位 19本/2ゴール カイ・ハフェルツ(ドイツ代表
4位 18本/1ゴール メンフィス・デパイオランダ代表
5位 15本/2ゴール ハリー・ケインイングランド代表

◼︎パス本数※数値は本数/成功率
1位 521本/95% トニ・クロースドイツ代表
2位 435本/95% ジョン・ストーンズイングランド代表
3位 405本/94.8% ペペポルトガル代表
4位 401本/90.1% グラニト・ジャカスイス代表
5位 400本/94% ルベン・ディアスポルトガル代表

◼︎セーブ数
1位 29本 ギオルギ・ママルダシュヴィリジョージア代表
2位 16本 フロリン・ニツァ(ルーマニア代表
2位 16本 バルト・フェルブルッヘンオランダ代表
2位 16本 マイク・メニャンフランス代表
5位 15本 メルト・ギュノク(トルコ代表

◼︎スピードランキング※数値は時速
1位 36.5km キリアン・エンバペフランス代表
2位 36.0km フェラン・トーレススペイン代表
3位 35.9km ベンヤミン・シェシュコスロベニア代表
4位 35.8km レロイ・サネドイツ代表
4位 35.8km ヴァレンティン・ミハイラ(ルーマニア代表

By サッカーキング編集部

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