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ミュラーがドイツ代表引退を表明…14年間で歴代3位の131試合出場、2014年にはW杯制覇

2024.07.15

ドイツ代表引退を表明したミュラー [写真]=Getty Images

 バイエルンに所属するFWトーマス・ミュラーが15日、自身の公式YouTubeチャンネル(Thomas Müller)にて一本の動画を公開。ドイツ代表からの引退を正式に表明した。

 1989年9月13日生まれで現在34歳のミュラーは、2010年3月3日にヨアヒム・レーブ監督の下で代表デビューを飾った。自身初の大舞台となったFIFAワールドカップ南アフリカ2010で5ゴールを挙げて得点王に輝くと、その後も前線の主軸として活躍。FIFAワールドカップブラジル2014では全7試合の出場で5ゴール3アシストをマークし、ドイツ代表の24年ぶり4回目の優勝に大きく貢献した。

 その後は一時的に招集から遠ざかった時期があったものの、2021年夏に就任したハンジ・フリック前監督、昨年秋に就任したユリアン・ナーゲルスマン監督の下でも主力級として活躍。今夏のEURO2024に臨むメンバーにも名を連ねたが、1-2で敗れたスペイン代表との準々決勝がラストマッチとなった。14年間に渡りドイツを牽引したミュラーは、歴代3位となる国際Aマッチ通算131試合に出場。ここまで挙げた45ゴールも代表歴代6位タイの記録となっている。

 代表引退に際し、ミュラーは動画内で次のようにコメントしている。

「すべてはここペールのピッチから始まったんだ。サッカーに対する僕の大きな情熱。14年以上も前にドイツ代表として初めてピッチに立った時は、こんなことになるとは夢にも思わなかった。偉大な勝利と苦い敗北。時に打ちのめされて、再び立ち上がる。世界最高の選手たちと競い合い、素晴らしいチームメイトとともに数え切れないほどの忘れられない瞬間を過ごした」

「131試合に出場し、45ゴールを挙げた。そして今日、代表チームに別れを告げる。ワールドカップとEUROに4度ずつ出場し、ワールドカップのトロフィーを掲げ、ピッチ上でみんなからの愛を感じ取ることができた。母国のためにプレーできたことをいつも誇りに思っているよ」

「僕たちは一緒に祝い、時には一緒に涙を流した。全てのファンと代表チームにメンバーに感謝を伝えたいと思う。応援ありがとう。今年のEUROの熱狂と喜びを胸に、2026年のワールドカップへの道を歩んで欲しいと思う。僕はピッチ上の選手ではなく、スタンドのファンとしてそうするよ。さようなら、そしてまた会おう!」

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By サッカーキング編集部

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