パリSG加入に近づいているキャバイェ [写真]=Getty Images
パリSGが、ニューカッスルに所属するフランス代表MFヨアン・キャバイェの獲得に迫っている。
当初、パリSGのオファーはニューカッスルの希望額に達していなかったため、拒否された。しかし、パリSGが提示額を引き上げて再度オファーをしたことで、クラブ間合意に至った模様。選手個人との交渉が実施された後、29日にメディカルチェックが行われるようだ。
獲得が間近となり、28日にパリSGのナセル・アル・ケライフィ会長が、移籍について言及した。28日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
ケライフィ会長は、キャバイェ獲得には3つの理由があると語った。
「1つは、彼が非常に優れた選手であり、我々が関心を抱いていたからだ。そして次に、私はまだ会ったことはないが、彼は良い男だと聞いている。さらに、彼がフランス人であり、我々にとって、母国人選手を獲得することが非常に重要な意味を持つからである」
また、ケライフィ会長は、キャバイェとともに補強候補に挙がっていたローマに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチについてもコメント。しかし、セリエAで首位を争うローマから同選手を獲得することは、困難だと感じたようだ。
「ローマと話し合った。冬の移籍市場で、ローマからピアニッチを連れてくることは諦めたよ。ローマは現在セリエAで2位に位置し、ユヴェントスとタイトルを争っている。ローマは重要な選手を、シーズン途中に手放すことを望んでいないようだ」
パリSGは他にも、セビージャのクロアチア代表MFイバン・ラキティッチや、フィオレンティーナのスペイン代表MFボルハ・バレロへの関心が伝えられている。