バスティア戦に出場したPSGのD・ルイス [写真]=Getty Images
16日に行われたリーグ・アン第2節のパリSGとバスティアの試合終了後、パリSGに所属するイタリア代表MFチアゴ・モッタがロッカールームへ向かう途中に、バスティアに所属するFWブランドンから頭突きを受けた。これに対して、パリSG所属のブラジル代表DFダヴィド・ルイスがブランドンを非難している。イギリス誌『FourFourTwo』が伝えた。
事が起こったのは試合終了後、選手たちがロッカールームに引き上げる中、同試合72分に交代しピッチを後にしていたブランドンが、通路でT・モッタを待ち伏せ。同選手が現れるとブランドンは詰め寄り、頭突きを食らわした。
今シーズンからパリSGでプレーするD・ルイスは、同行為を非難し、サッカー選手は子供たちの手本となる責任があると主張している。
「僕たちは、ピッチ内外で子供の良いお手本を見せることができる素晴らしい仕事をしている。世界の多くの子供たちが僕らのようになりたいだろう。だから、子供たちは全てを知ろうとする」
「あれ(頭突き)は、フットボールの一部ではない。僕は認めないよ。たまにピッチで選手たちは弱く、暴言を吐いたりする。それはフットボールでは普通のことなんだ。だけどピッチの外で誰かを待って、そのようなこと(頭突き)を犯すのは、受け入れ難い」
「このことは、すぐに世界の人たちに知れ渡るだろう。だから良い気分がしない。子供たちのために良い例を示すことが重要なんだ」
試合はMFルーカスとウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニがゴールを決めて、パリSGが2-0で勝利している。