ブラン監督の後任候補と報じられたマンチーニ氏 [写真]=Getty Images
パリSGがローラン・ブラン監督の後任として、ガラタサライ前監督のロベルト・マンチーニ氏をリストアップしているようだ。フランス紙『Le Parisien』が報じている。
昨シーズン、カルロ・アンチェロッティ(現レアル・マドリード)監督の後任としてパリSGの新指揮官に就任したブラン監督は、チームをリーグ・アン連覇に導いたものの、同クラブの最優先事項であるチャンピオンズリーグでは準々決勝でチェルシーに逆転負けを喫し、ベスト8で敗退。消極的な采配がクラブ幹部の不興を買い、今夏にはユヴェントスを退団したアントニオ・コンテ氏との監督交代の噂も流れていたが。だが、コンテ氏がイタリア代表監督に就任したことで、今シーズンも継続して指揮を執ることとなった。
パリSGは、今シーズンの公式戦10試合のうち6試合で引き分けに終わるなど、低調な戦いが続いている。同紙によれば、パリSGはブラン監督の更迭を視野に入れ、新監督の有力候補としてマンチーニ氏の名前を挙げているようだ。マンチーニ氏は昨シーズン終了後にガラタサライを退団し、現在はフリーとなっている。
同紙は、マンチーニ氏が候補に挙げられている理由として、同氏のインテル時代の教え子であるスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチやイタリア代表GKサルヴァトーレ・シリグ、同MFマルコ・ヴェッラッティらの存在を指摘している。
(記事/超ワールドサッカー)