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記者を弄ぶイブラ…カバーニとの不仲を問われ「俺よりサッカーに詳しいのか?」 

2015.02.02

主審と口論するイブラヒモヴィッチ [写真]=Getty Images

 パリSGは、1月30日に行われたリーグ・アン第23節でレンヌと対戦し、1-0で勝利を収めた。同試合で、主審をも支配してしまったスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチ。今度はオランダ人ジャーナリストがイブラヒモヴィッチに踊らされてしまった。オランダメディア『zoomin.tv』がインタビューの一部始終を動画で公開している。

 試合は、アルゼンチン代表FWエセキエル・ラベッシの決勝ゴールでパリSGが勝利。また、試合中にイブラヒモヴィッチは主審の「こっちに来い」との指示を無視し、にらみ合った結果、主審が同選手のところへ行き注意を行っていた。

 試合終了後、オランダ人記者に、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニと仲が悪いという噂について質問されたイブラヒモヴィッチ。この質問を面白くないと思った様子だが、怒ってインタビューを切り上げるかわりに、記者とやり合うことに。

 まず、カバーニとの不仲を「たくさんの人」が言っていると記者が主張すると、ズラタンは「たくさんの人なのか、あなたなのか?」と聞き返す。しかし、記者があくまでも質問に拘り続けると、ズラタンは「俺本人より、よく知っているみたいだね」と言い返した。

 ズラタンがジロリと睨みつけるが、記者は何とか自分の立場を守ろうと話し続ける。しかし、「俺よりサッカーを知っているのか?」と追い打ちをかけられて立場は一転した。

記者:「たくさんの人がエデンソン・カバーニと不仲だと噂しているけど本当ですか?」

ズラタン:「たくさんの人なのか、あなたなのか?」

記者:「ジャーナリストや他の人たちも話してます」

ズラタン:「たくさんの人なのか、あなたなのか?」

記者:「僕もたまに話しますけど、本当のところ彼との関係はどうなんですか?」

ズラタン:「俺本人より、よく知っているみたいだね」

記者:「まさか!違います!」

ズラタン:「そのことについて書いてるんだろ?」

記者:「僕はあなたの答えを待ってるだけです」

ズラタン:「まだ話を続けているけど、どうやって(不仲だと)わかるんだ?」

記者:「あなたがこのクラブに来てから多くのゴールを決めているのは分かっています。だけどたまにパスを出せば良い場面もある。コーチでさえも言っていました」

ズラタン:「俺よりサッカーを知っているのか?」

記者:「まさか!」

ズラタン:「では、なぜここで質問しているんだ?」

記者:「仕事をしてるんです!」

ズラタン:「君はジャーナリスト?それともカメラマン?」

記者:「ジャーナリストです」

ズラタン:「だったら、なぜカメラを抱えている?カメラマンを連れてくるべきだろう」

記者:「ボスに言われて・・・」

ズラタン:「予算がないんだね」

 最後のやりとりで笑いをとり、記者をやりこめて満足した様子のイブラヒモヴィッチはその後、「俺らの関係はパーフェクトだ。チームが良いパフォーマンスを見せられれば、俺らも良いプレーをしたということだ。それが答えだよ」と穏やかに本来の質問に答えている。

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