トッテナム退団が噂されるロリス [写真]=Getty Images
トッテナムに所属するフランス代表GKウーゴ・ロリスが、今シーズン終了後にチームを離れる可能性が浮上した。21日、イギリス紙『ガーディアン』が報じている。
ロリスはチャンピオンズリーグでプレーすることを望んでおり、以前から同クラブのダニエル・レヴィ会長にその願望を伝えていたという。しかし、トッテナムは現在プレミアリーグで6位に位置し、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位マンチェスター・Cとは勝ち点差が7となっている。残り5試合で逆転することは難しく、この状況が退団を決意させる要因になるのではないかとみられる。
同選手は昨夏に5年間の新契約を締結したばかりだが、トッテナムでは現レアル・マドリード所属のクロアチア代表MFルカ・モドリッチや同ウェールズ代表MFガレス・ベイルが、契約延長後に移籍を果たした前例があることから、同紙は長期契約が障害になることはないと推測している。
移籍先としては、ロリスの母国であるフランスのパリ・サンジェルマンが候補の一つだが、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の影響からGKに大金を使うかどうかが疑問視され、同紙では最も可能性のある候補としてマンチェスター・Uを挙げている。同クラブではスペイン代表GKダビド・デ・ヘアのレアル・マドリード移籍が頻繁に取り沙汰されていて、これが実現した場合、後釜としてロリスの獲得に動くのではないかとみられている。