パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、16日に行われるリーグ・アン第37節のモンペリエ戦を欠場することが明らかになった。15日、クラブ公式HPが伝えている。
残すところあと2試合となったリーグ・アン。パリ・サンジェルマンはモンペリエ戦を引き分け以上で終えれば、3シーズン連続5度目のリーグ優勝が決まる。しかし、その試合ではエースのイブラヒモヴィッチと元イタリア代表MFティアゴ・モッタ、同国代表MFマルコ・ヴェッラッティという主力3選手を欠いた状態で臨まなくてはならないようだ。
イブラヒモヴィッチは練習中にふくらはぎに違和感を訴え、モンペリエ戦は大事を取って欠場するという。また、T・モッタとヴェッラッティは出場停止を科せられている。
今シーズン、イブラヒモヴィッチはリーグ第7節からの6試合を負傷で欠場するなど、厳しい戦いを強いられたが、シーズン中盤戦以降は調子を上げ、直近の10試合では10ゴールをマーク。チームの首位奪還に大きく貢献していた。
4月に行われたリーグカップを制しているパリ・サンジェルマンには、リーグ優勝とクープ・ドゥ・フランス(フランスカップ)で優勝の可能性が残っている。国内3冠を目指すチームにとっては、一つの不安要素が生まれてしまったようだ。