スーパーカップを制したパリSG [写真]=Getty Images
トロフェ・デ・シャンピオン(フランス・スーパーカップ)が1日にカナダのモントリオールで行われ、昨シーズンのリーグ・アン、クープ・ドゥ・フランス王者であるパリ・サンジェルマンと、リーグ2位のリヨンが対戦した。
8日に開幕するリーグ戦を控える両チーム。試合は昨シーズン、国内3冠を達成したパリSGが実力を見せつける格好になる。
まずは11分、パリSGが右サイドでFKを獲得すると、マルコ・ヴェッラッティがゴール前にクロスボールを供給する。これをエディンソン・カバーニが頭で落とし、ペナルティエリア右のダヴィド・ルイスへボールがわたる。D・ルイスは角度がないところからシュート性のクロスを送ると、ゴール前のセルジュ・オーリエが頭で押し込み、パリSGが先制する。
続く17分、右サイドでパスを受けたオーリエがゴール前のズラタン・イブラヒモヴィッチへスルーパス。ペナルティエリア右に抜けだしたイブラヒモヴィッチが相手DFを背負いながら強引に右足でシュートを打つ。一度はGKアントニー・ロペスにセーブされるが、こぼれ球をカバーニが豪快に蹴りこんでパリSGがリードを2点に広げた。
その後、リヨンもシュートチャンスこそ作ったが、決定機には結びつけられない。逆に44分にはパリSGに決定機を作られたが、ブレーズ・マテュイディのシュートは枠の上に外れた。このまま2-0で前半終了を迎える。
後半に入ってもパリSGのペースが続く。50分、ペナルティエリア内左でスルーパスを受けたマテュイディがGKと一対一を迎えたが、ここはロペスが体を張ってシュートを打たせなかった。
続く61分にはマテュイディが高い位置でボールを奪い、前線へスルーパス。これを受けたイブラヒモヴィッチがDFとの一対一からシュートを放ったが、ボールはわずかに枠の左下に外れてしまった。
結局このままスコアは動くことなく、2-0でパリSGがリヨンを下した。パリSGにとっては2013年から3シーズン連続、通算5度目のトロフェ・デ・シャンピオン制覇となった。
リーグ・アンの開幕戦で、パリSGはリールとリヨンはロリアンと対戦する。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 2-0 リヨン
【得点者】
1-0 11分 セルジュ・オーリエ(パリ・サンジェルマン)
2-0 17分 エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)