11番のユニフォームを披露するディ・マリア [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uからパリ・サンジェルマンへ移籍したアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが入団会見を行った。6日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
昨夏にもパリ・サンジェルマン移籍が目前に迫りながら、同クラブのFFP(ファイナンシャル・フェアプレー)違反により破談となりマンチェスター・Uへ移籍していたディ・マリアは、「ここに来ることができ、パリ・サンジェルマンに加入できてとても嬉しく思うよ。クラブは何年にもわたって僕の獲得を望んでくれていた」と一年越しの加入を喜んだ。
また、「パリのようなビッグクラブでプレーすることはとても光栄だし、偉大な選手たちのそばで成長することができると思う。チャンピオンズリーグ(CL)優勝という大きな目標があるんだ。それは僕自身の目標でもある。クラブには壮大なプロジェクトがあり、何年にもわたって多くのタイトルを獲得したいし、その一員として目標に到達したい。この町で、この国で生活できるのはとても嬉しいし、このユニフォームを着ることもとても重要だよ」と新天地での意気込みを語っている。
ディ・マリアはコパ・アメリカ2015の決勝で負傷交代を余儀なくされ、それ以来プレーをしていないが「メディカルチェックを受けた。けがはもう治っているよ。決勝を戦って以来、練習はしていない。医師と話して、ピッチに戻るにはあと2、3週間かかると言われた。早くプレーできるようになることを願ってるよ」と自身のコンディションについて説明。
そして、「クラブのプロジェクト、タイトルへの意欲、熱狂…それらがモチベーションを与えてくれて、移籍を決める理由になった。僕を獲得したいという意欲が感じられたから、ここに来たんだよ」と話し、「ポチョ(エセキエル・ラベッシ)たちと話したんだ。彼のことは2008年に代表で一緒になってから知っている。彼は数年前からここにいて、僕にパリがどれほど偉大なクラブで、どれだけ最高な町であるかを話してくれた。彼らとの友情もここを選んだ要素の一つだね。ローラン・ブラン監督とも話したよ。熱心に勧誘してくれて、僕と一緒に仕事がしたいと言ってくれたんだ」と、代表の仲間や指揮官が移籍を後押ししてくれたと明かした。