6月のベルギー戦に出場したフランス代表MFヴァルブエナ [写真]=Getty Images
リヨンは11日、ディナモ・モスクワからフランス代表MFマテュー・ヴァルブエナを獲得したとクラブ公式サイトで発表した。移籍金は500万ユーロ(約6億9000万円)で3年契約を結んでいる。
現在30歳のヴァルブエナは2006年から2014年までマルセイユでプレーし、242試合出場27得点を記録。昨シーズンはディナモ・モスクワで29試合に出場していた。また、これまでヨーロッパリーグで37試合、チャンピオンズリーグで32試合を戦った経験がある。
ヴァルブエナは同サイトを通じて、「ここに来ることができて本当に嬉しい。クラブのプロジェクトは非常に有望なものだと感じている」とコメント。そして「チャンピオンズリーグに出場できるということが移籍決断の大きな理由だ。僕は謙虚な姿勢でここへ来たけど、タイトルを勝ち取る野心にあふれている。僕の経験を伝えたい」と、意気込みを語った。
また、長年プレーしたマルセイユとライバル関係にあるリヨンへの加入については「僕はマルセイユでの8年間を決して忘れない。でも今回の決断を後悔していないし、誰も否定できないはずだ。僕は常にプロとして振る舞ってきたからね。マルセイユでプレーしたからといって、他のチームでプレーできないということはない。リヨンを愛することになると確信しているよ」と話し、問題はないと主張している。