クルザワ(左端)のゴールを喜ぶパリSGの選手たち [写真]=Icon Sport via Getty Images
リーグ・アン開幕戦が12日に行われ、バスティアとパリ・サンジェルマンが対戦した。
リーグ5連覇を目指すパリ・サンジェルマンは、6日に行われたトロフェ・デ・シャンピオン(フランス・スーパーカップ)でリヨンに4-1と快勝。新シーズンの幕開けを告げる一戦で改めて強さを見せつけた。
そして敵地で迎えたリーグ開幕戦で、ウナイ・エメリ新監督はブラジル代表DFダヴィド・ルイスやアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア、背番号「10」を引き継いだアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレらを先発メンバーに指名。新加入のフランス代表MFハテム・ベン・アルファも先発出場し、レアル・マドリードから加入したスペイン人FWヘセ・ロドリゲスもベンチ入りメンバーに名を連ねた。
先にチャンスを迎えたのはホームのバスティア。20分、右サイドからのクロスに反応したエンツォ・クリベリが決定機を迎えたが、フリーで合わせた右足シュートは枠の右へ逸れた。対するパリ・サンジェルマンは29分、ディ・マリアが右サイドからドリブルでカットイン。ペナルティーエリア右手前まで差し掛かると、得意の左足を振り抜く。強烈なシュートは相手GKの正面を突いたが、ゴールを脅かした。
前半はスコアレスで終了した。迎えた後半、パリ・サンジェルマンは50分に決定機。右サイドからのクロスがファーサイドへ流れたところにディ・マリアが反応し、巧みな左足ボレーで枠を捉えたものの、相手GKの好守に阻まれた。
パリ・サンジェルマンは65分、ベン・アルファに代えてヘセを投入。すると73分、先制に成功した。ペナルティーエリア左奥でディ・マリアのスルーパスに反応したヘセが右足アウトサイドでシュートを放つと、相手GKが弾いたところにレイヴァン・クルザワが反応。ワンタッチで合わせてゴールネットを揺らした。
試合は1-0で終了。開幕戦を完封勝利で飾ったパリ・サンジェルマンが、リーグ5連覇へ向けて好スタートを切った。次節は21日、日本代表GK川島永嗣が加入したFCメスと対戦。一方、黒星スタートとなったバスティアは20日、アウェーでロリアンと対戦する。
【スコア】
バスティア 0-1 パリ・サンジェルマン
【得点者】
0-1 73分 レイヴァン・クルザワ(パリ・サンジェルマン)
By サッカーキング編集部
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