ルクセンブルク戦でフランス代表デビューを飾ったFWムバペ [写真]=Getty Images
モナコに所属するFWキリアン・ムバペは、3月の2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選に臨むフランス代表に初選出。18歳という若さでA代表デビューを飾ったムバペに関して、元フランス代表FWティエリ・アンリ氏が言及した。イギリス紙『デイリーメール』がコメントを伝えている。
ムバペは25日に行われたW杯欧州予選ルクセンブルク戦の78分にディミトリ・パイェに代わって途中出場。同じくモナコ出身の元フランス代表FWティエリ・アンリ氏にちなんで “アンリ2世”とも称される新星が、18歳と95日で代表デビューを果たした。
現在18歳のムバペは昨シーズン、モナコでトップチームデビュー。今シーズンはここまで公式戦19ゴール、リーグ・アンでは22試合で12ゴールを挙げる活躍を見せており、首位に立つチームに貢献している。また、チャンピオンズリーグでは決勝トーナメント1回戦のマンチェスター・C戦でファーストレグ、セカンドレグともに得点をマークし、チームをベスト8進出へと導いた。
アンリ氏はムバペについて「私は選手たちを比較するのは好きじゃない。ムバペはムバペ、ただそれだけだ。でも、私に言わせると彼は素晴らしい。彼のプレーを見るのが本当に好きだよ」と絶賛し、プレー内容とともにその頭脳も称えた。
「私は彼に会って、彼が素晴らしい頭脳の持ち主であることに感銘を受けた。ドリブルを見ていても、彼は考えているね。プレー中に考えることは私にとって最も重要なことだ。彼は確かにスピードがあるけど、頭を使ってプレーしていることが試合で活躍できる要因だよ」
フランス代表は次戦、28日にスペイン代表と親善試合を行う。ムバペに出場機会は訪れるのか、初ゴールにも期待がかかる。
By サッカーキング編集部
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