来季でレアル・マドリード10年目を迎えることになるカリム・ベンゼマ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのフランス人FWカリム・ベンゼマを巡って母国の強豪クラブが争奪戦を始めるようだ。スペインメディア『アス』が21日伝えている。
2009年からレアル・マドリードに所属するベンゼマは、今季も得意とするポストプレーを中心に存在感を発揮している。そんな同選手の獲得へ向けフランスの強豪クラブが動きだしたようだ。同メディアによると、夏のベンゼマ獲得を画策しているのはリヨン、パリ・サンジェルマン(PSG)、モナコ、マルセイユ。
特にリヨンは昨夏にレアル・マドリードから獲得したドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスが好調を見せているため、夏に引き抜かれる可能性を懸念。その場合を想定し、ベンゼマ獲得を目指しているようだ。また、PSGはウルグアイ代表FWエディソン・カバーニやブラジル代表FWネイマールの代役として考えているようだ。
同メディアは30歳を迎えたベンゼマが今夏移籍を希望する可能性もあると主張。レアル・マドリードのファンから行われる絶え間ない批判に同選手は疲れているようだ。また、母国フランスでのプレーはベンゼマのフランス代表復帰に重要な役割を果たす可能性もあると伝えている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト