退任が決定したラニエリ監督 [写真]=Getty Images
ナントは17日、クラウディオ・ラニエリ監督が今シーズン限りで退任すると正式発表した。
従来の契約は2019年6月30日までとなっていたが、双方が合意し、6月30日をもって契約が終了することとなった。ラニエリ監督はクラブ公式HPで次のようにコメントを残した。
「私にナントを指揮し、フランス、リーグ・アンに戻る機会を与えてくれた会長に感謝したい。また、サポーターにも感謝したい。本当に素晴らしいサポーターだった。我々は持っている力を全て出した。私にとってはこれが重要だ。ナントがこれからも成長し続けることを私は願っている」
ラニエリ氏は現在66歳。1986年から監督としてのキャリアを始め、ナポリやフィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・マドリード、チェルシー、ユヴェントス、ローマ、インテル、モナコ、ギリシャ代表などで指揮を歴任した。2015年夏に就任したレスターでは昨シーズン、“奇跡”と称されるプレミアリーグ制覇を達成。クラブとしても、そして自身としても初めてのリーグタイトルを手にしている。
2017年6月にナントの監督に就任。これにより、フランスでの指揮はモナコに続いて2クラブ目となっていた。今シーズンの成績は13勝10分け14敗で勝ち点「49」の10位。19日に行われる最終節は、ホームで16位ストラスブールと対戦する。
By サッカーキング編集部
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