元フランス代表のトレムリナス [写真]=Getty Images
元フランス代表DFブノワ・トレムリナスが14日、現役引退を発表した。フランス紙『レキップ』などが同選手の声明を紹介している。
トレムリナスは1985年生まれで現在33歳。ボルドーの下部組織出身で、2007年にトップチームデビューを果たすと、2008ー09シーズンには同クラブのリーグ・アン制覇に不動の左サイドバックとして大きく貢献。その後ディナモ・キエフやサンテティエンヌなどを経て2014年にセビージャへ完全移籍した。加入後2年間でリーグ戦44試合に出場したが、ケガの影響で2016ー17シーズンを棒に振り、同シーズン終了後に同クラブを退団。以降は所属クラブがない状態が続いていた。2010年にデビューしたフランス代表では5つのキャップを記録している。
トレムリナスは声明の中で「あらゆる方法をトライしたけれど、2年半で3度の手術を経験した私の身体はサッカーを続けることができなくなってしまった」と引退発表に至る経緯を明らかにした。続けて妻や指導者、サポーターなどへの感謝を綴った同選手は「このページを閉じて新しいページに移るときが来た。それが同じくらい豊かになることを願っている。それではまた」と締めくくっている。
By サッカーキング編集部
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