PSG会長を務めるアル・ケライフィ氏 [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンの会長を務めるナセル・アル・ケライフィ氏が、9月からカタールで行われる第17回世界陸上競技選手権大会の招致を巡って、フランス検察から起訴された模様だ。23日にイギリスメディア『BBC』が報じた。
捜査の対象となっているのは、アル・ケライフィ氏が同氏の兄弟と共同で運営しているカタール・スポーツ・インベストメント(QSI)が、2011年の招致の際に、当時のIAAF(国際陸上競技連盟)会長だったラミーヌ・ディアック氏の息子が運営する会社に2回に分けて支払った約3億8千万円だ。
既にディアック氏は3月に起訴されており、息子のパパ・マッサタ・ディアック氏にも逮捕状が出ている。
アル・ケライフィ氏の弁護士は、「疑われるような状況下でのいかなる支払いも認識していない」として申し立てを不服としており、同時に「当時のナセル・アル・ケライフィ氏は、QSIの株主や取締役を務めておらず、2011年の立候補には直接的にも間接的にも介入していない」と主張している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト