ネイマール(左)への不満を口にしたトゥヘル監督(右) [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンを率いるトーマス・トゥヘル監督が、同クラブ所属のブラジル代表FWネイマールに苦言を呈した。21日に、アメリカメディア『ユーロスポーツ』が報じている。
ネイマールは、男子テニスの国別対抗戦である『デビスカップ』を観戦するためにスペインのマドリードを訪れた。バルセロナ時代の同僚ジェラール・ピケが設立した投資会社『コスモス』が同大会に絡んでいることもあり、ネイマールはスペインに渡ったと見られている。
だが、現在ケガからの回復段階にあるにもかかわらずネイマールがスペインに渡航したことを受け、トゥヘル監督は不快感を露わにした。
「私に何ができるんだ? 私は彼の父親ではないし、警察でもない。私は監督なんだよ。チームを預かる身として、彼の旅行に満足していると思うかい? 全くもって理解できないね」
「今度は彼を叱るかって? いや、叱りはしないだろう。彼はこの2週間、プロフェッショナルな振る舞いをしていたと思う。グループでのトレーニングもこなしたし、個別のトレーニングも継続して行っていた。全てが上手くいけば、22日のリール戦に出場できるだろう。スタメンで出場させるのか、それとも途中投入でピッチに立たせるのか、これから決める必要がある」
ネイマールの自由奔放な振る舞いに、さすがの指揮官も我慢の限界にきているのだろうか。
By サッカーキング編集部
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