フランス代表を率いるデシャン監督 [写真]=Getty Images
フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、新型コロナウイルスの影響で開催が1年延期されたEURO2020について言及した。18日に、フランス紙『レキップ』が報じている。
世界中で感染が拡大している新型コロナウイルスは、4年に1回行われるヨーロッパサッカーの祭典にも影響を及ぼした。UEFA(欧州サッカー連盟)は、今年6月に開幕予定であったEURO2020の1年延期を決定。大会は、2021年の6月11日から7月11日にかけて開催されることになった模様だ。
4年前のEURO2016では、開催国として準優勝に輝いたフランス。代表チームを率いるデシャン監督は、新型コロナウイルスによる今回の大会延期決定について、賛同するコメントを発した。
「賢明な決定だね。私たち全員にとって、優先すべきことはサッカーとは他の場所にある」
「今現在苦しんでいる人々と、残念ながら、今後数日もしくは数週間で苦しむ可能性がある人々について考えるべきだ。これまで以上に優先順位や責任、市民権の感覚を持つことが重要だと思うね。勝利すべき唯一の試合は、ウイルスとの試合なんだ。連帯、厳格さ、規律を示していかなければ。ウイルスとの戦いは医療従事者だけでなく、私たち全員に関係していることだからね」
By サッカーキング編集部
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