PSGに在籍するネイマール [写真]=Getty Images
新型コロナウイルス感染拡大の影響でブラジルに一時帰国し、現地で隔離生活を送っているパリ・サンジェルマン(PSG)所属のブラジル代表FWネイマールが、自身の公式ウェブサイトで現状を語った。
ネイマールは10年間にわたって個人トレーナーを務めるリカルド・ロサ氏、パルメイラスに所属するブラジル代表MFルーカス・リマとともに毎日、トレーニングを行っている。彼が住むコンドミニオ(地区全体が塀で囲まれ、一軒家やマンションが並ぶ居住群)には、ジムやサッカーコートなどの施設があり、ソーシャルディスタンスを保ちながらそれらを利用してトレーニングに励んでいるという。
ネイマールは「いつプレーできるようになるのか分からない日々は本当に不安だ」と語り、次のように続けている。
「早くプレーしたいし、試合をすること、クラブの環境、PSGのチームメイトが恋しい。本当にフットボールが恋しいよ! ファンのみんなも、1日も早くすべてがピッチに戻る日を待ち望んでいると思う。なるべく早く(リーグ再開の)決断が下されることを僕も願っているよ」
トレーナーのロサ氏に対しては全幅の信頼を寄せているようで、次のように紹介している。
「リカ(ロサ氏のこと)は僕にとってフットボール、そして人生におけるパートナーだ。彼のトレーニングは僕のキャリアにとって本当に重要なものだ。何年も一緒にやってきたから、彼は僕にどんなトレーニングが必要なのか、ベストコンディションで試合に臨むために何が必要なのかを熟知してくれているんだ」
ネイマールは朝食をとった後に最初のトレーニングセッションを行い、休憩後には楽しみながらエネルギーを消費できるトレーニングをするという日々を過ごしているそうで、日によっては二部練習を実施することもあるという。
また、ロサ氏はネイマールの現状について次のように報告している。
「アスリートが置かれた今の状況を理解しなければならない。競技へのプレッシャーもあるので、今のルーティンワークをこなすことが新たなプレッシャーにならないようにトレーニングの負荷をコントロールしているし、しっかり食事制限もしている」
By サッカーキング編集部
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