リーグ・アンは6月中旬の再開を目指している [写真]=Getty Images
フランス・プロリーグ機構(LFP)は24日、リーグ戦再開を目指す上での具体的なプランを発表した。同日、公式サイトで伝えている。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、LFPは3月13日、管轄するリーグ・アン(1部)やリーグ・ドゥ(2部)の無期限延期を発表。フランス国内で5月11日までを期限に全国的なロックダウンが行われているなか、LFPは政府からの指示を受けてリーグ戦再開時期を「6月中旬」に規定し、再開に向けた具体的な協議を進めている。
LFPは24日、リーグの放映権を持つ『カナル・プラス』、『beINスポーツ』と放映権をめぐる話し合いを行い、すでに放送された試合数に応じた金額が支払われることで合意。さらに同日、フランスサッカー連盟(FFF)やクラブドクターの代表が作成した健康プロトコルについての会合を実施した。
同プロトコルでは、ロックダウンが解除される5月11日の週から、選手が各クラブのトレーニングセンターでメディカルチェックを行うことを許可している。メディカルチェックでは、心臓検査やウイルス検査、心理テストのほか、PCR検査によって新型コロナウイルスの感染有無がチェックされる予定だ。検査内容は4月末に最終決定が下されるという。また、LFPは理事会などによって政府の指示に対応すると同時に、5月中旬に総会を行うことを明らかにした。
By サッカーキング編集部
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