サイン入りユニフォームの対象となっているエンバペ(左)、カバーニ(右)[写真]=Getty Images
フランス・プロリーグ機構(LFP)が、医療機関を支援するための寄付金募集活動を開始した。1日、フランス紙『レキップ』が報じた。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、LFPは4月30日にリーグ・アン(1部)とリーグ・ドゥ(2部)の今シーズン打ち切りを正式に発表した。中断時点までの成績で順位が決定し、首位のパリ・サンジェルマン(PSG)にタイトルが、 PSGとDF酒井宏樹が所属する2位マルセイユ、3位レンヌに来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権が与えられることになった。
LFPは同日、新型コロナウイルスと戦う医療職員をサポートする資金を集めるために、“宝くじ”形式で寄付金を募ることを発表した。『HelloAsso』上の専用ページで5ユーロ(約588円)を寄付すると、お気に入りのクラブの選手のサイン入りユニフォームが当たる抽選に参加できるというもので、これまでに7500ユーロ(約88万円)以上の金額が集まっている。
現在、ディミトリ・パイェ(マルセイユ)やローラン・コシェルニー(ボルドー)、キリアン・エンバペ(PSG)、エディンソン・カバーニ(PSG)ら、リーグ・アン、リーグ・ドゥの全40クラブ、43選手のサイン入りユニフォームがプレゼントのリストに載っている。今後、プレゼントの対象となる選手は増える可能性があるという。
LFPと機構所属クラブは以前から、新型コロナウイルスと戦う医療関係者を支援する資金を集めるための運動を積極的に行っており、これまでに医療機関などへ寄付した金額は200万ユーロ(約2億3500万円)を超えている。
By サッカーキング編集部
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