リヨンを下してフランスリーグ杯で優勝したPSGのメンバー [写真]=Getty Images
クープ・ドゥ・ラ・リーグ(フランスリーグ杯)決勝が7月31日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とリヨンが対戦した。
今シーズン、PSGはリーグアンとクープ・ドゥ・フランス(フランス杯)を制覇。リヨンと決勝を戦うクープ・ドゥ・ラ・リーグでも勝利すれば、国内3冠を達成することができるシチュエーションだった。だが、フランス代表FWキリアン・エンバペがフランス杯決勝のサンテティエンヌ戦で右足首を負傷したため、PSGは絶対的なエースを欠いて重要な一戦に臨むこととなった。
前半は、PSGが試合の主導権を握るも決定的なチャンスを作れずに苦労する。後半も膠着状態が続くと、87分に決定機。スペイン人MFアンデル・エレーラが右サイドからクロスを入れると、中央で待ち構えていたブラジル代表FWネイマールがヘディングで合わせた。しかし、これは相手GKの好セーブに阻まれ、ゴールとはならず。延長戦でも決着はつかず、勝負の行方はPK戦に持ち越された。
PK戦では、PSG・リヨンともに5人目まで全員がキックを成功させる。リヨンの6人目、ブルキナファソ代表FWベルトラン・トラオレのキックをコスタリカ代表GKケイラー・ナバスがセーブすると、PSGはスペイン人MFパブロ・サラビアが冷静にゴールネットを揺らし、9回目のフランスリーグ杯優勝を果たした。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 0-0(PK 6-5) リヨン
【得点者】
なし
By サッカーキング編集部
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