PSGのトゥヘル監督 [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)は、トーマス・トゥヘル監督の解任を検討しているようだ。24日付けでスペイン紙『アス』が報じている。
PSGは、23日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝でバイエルンを相手に0ー1で敗れ、クラブ史上初の欧州制覇は実現できなかった。そして、この敗戦を受けたPSGの上層部はトゥヘル監督の采配を疑問視し、同監督の解任に踏み切る可能性があるようだ。
報道によると、その疑問視されているという采配とは、1点を追うビハインドの状況で今シーズン6000万ユーロ(約75億円)を費やしてチームに迎え入れたFWマウロ・イカルディを差し置き、FWエリック・マキシム・チュポ・モティングを途中から投入したこと。また今シーズンのカップ戦で7得点を記録するなど、随所に勝負強さを見せるFWパブロ・サラビアに出番を与えなかったことの、主に2点だという。
とはいえ、現段階で2020−21シーズンのPSGのリーグ・アン初戦は29日に迫っており、同クラブのナーセル・アル・ヘライフィーCEOには難しい決断と対処を迫られるとも同紙は報じた。再び悲願の欧州制覇に挑むPSGには、多くの注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
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