フランス代表とクロアチア代表が対戦 [写真]=Getty Images
UEFAネーションズリーグ・リーグAグループ3の第2節が8日に行われ、フランス代表とクロアチア代表が対戦した。
2018 FIFAワールドカップ ロシアの決勝戦と同じカードとなった一戦。フランス代表は新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたためエースのキリアン・エンバペを欠いたものの、アントワーヌ・グリーズマンやエンゴロ・カンテらがスタメンに名を連ねた。一方のクロアチア代表は、ロシアW杯の主軸であったルカ・モドリッチやイヴァン・ラキティッチが今回は招集外に。イヴァン・ペリシッチ、マテオ・コヴァチッチらが先発入りを果たした。
試合が動いたのは16分。ペナルティエリア内でボールを持ったデヤン・ロヴレンがワントラップで相手DFをかわすと、そのまま左足でフィニッシュ。強烈なシュートがネットを揺らし、クロアチア代表が先手を取った。
フランス代表は先制を許したものの、前半終了間際に決定機が。華麗パス回しからアントニー・マルシャルがペナルティエリアに侵入すると、折り返しにグリーズマンが反応。ダイレクトで叩き込み、フランス代表が試合を振り出しに戻した。
攻撃の手を緩めないフランス代表は前半アディショナルタイム、マルシャルのシュートがポストに当たって跳ね返ると、これがGKドミニク・リヴァコヴィッチに当たってゴールイン。フランス代表が逆転に成功した。前半は1-1で終了する。
後半に入るとクロアチア代表にチャンス。ヨシプ・ブレカロがドリブル突破から技ありシュートを沈め、クロアチア代表が同点弾を挙げた。
フランス代表は63分、オリヴィエ・ジルーとエドゥアルド・カマヴィンガを投入する。17歳のカマヴィンガにとってはこれが嬉しい代表デビュー戦となった。
W杯王者の意地を見せたいフランス代表は65分、ダヨ・ウパメカノがヘディングシュートをねじ込むと、77分には途中出場のジルーがPKを沈める。試合はこのままタイムアップを迎え、ロシアW杯決勝戦と同様にフランス代表が勝利を収めた。
【スコア】
フランス代表 4-2 クロアチア代表
【得点者】
0-1 16分 デヤン・ロヴレン(クロアチア代表)
1-1 43分 アントワーヌ・グリーズマン(フランス代表)
2-1 45+1分 ドミニク・リヴァコヴィッチ(OG/フランス代表)
2-2 55分 ヨシプ・ブレカロ(クロアチア代表)
3-2 65分 ダヨ・ウパメカノ(フランス代表)
4-2 77分 オリヴィエ・ジルー(PK/フランス代表)
By サッカーキング編集部
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