試合中に人種差別発言を受けたことを主張するネイマール [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが、13日に行われたリーグ・アン第3節・マルセイユ戦で人種差別的な発言を受けたことを明かした。フランス紙『レキップ』が13日に報じている。
PSGはマルセイユとホームで対戦すると0-1で敗北。PSGはリーグ戦でマルセイユ相手に2011年11月以来の黒星となった。この試合で両チームから計5名の退場者が出たが、その中でもネイマールの退場場面が注目を集めている。
後半アディショナルタイムの95分、ネイマールがマルセイユDFアルバロ・ゴンサレスを押し倒すと、徐々に両者の口論がヒートアップ。すると96分にネイマールがアルバロ・ゴンサレスの後頭部を叩き、これが原因でネイマールは一発退場となった。
PSGのトーマス・トゥヘル監督は試合後、「ネイマールは『人種差別的な侮辱があった』と私に報告してきた」と明かし、「ピッチ上のことは何も聞こえなかったが、我々の生活おいて人種差別はスポーツに限らず全ての分野において、あってはならない」と述べた。
また、ネイマールは試合後に自身のツイッターを更新して「唯一の後悔は、あのろくでなしを殴らなかったことだ」と投稿。さらに「VARは僕が暴力を振るうところを捉えるのは簡単だ。今、人種差別主義者が僕をサルと呼んでいる場面をVARで見てみたいね」とつづった。これらの投稿がアルバロ・ゴンサレスについての投稿だと憶測を呼んでいる。
By サッカーキング編集部
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