メス戦にフル出場した酒井宏樹(左)[写真]=Getty Images
リーグ・アン第5節が26日に行われ、DF長友佑都とDF酒井宏樹が所属するマルセイユはホームでメスと対戦した。前節に続いて両選手はそろってスタメン入り。長友は左サイドバックで77分までプレー。右サイドバックの酒井は2試合連続でフル出場した。
マルセイユは14分、長友が中央に切り込んで絶妙なクロスを送ったが、ファーポストに走り込んだフロリアン・トヴァンには惜しくも合わず。直後の15分、ディミトリ・パイェがダリオ・ベネデットとのワンツーでペナルティエリア中央に抜けたが、シュートは枠の上に外れた。
18分には酒井が右サイドからマイナスに折り返し、エリア前のベネデットが右足ダイレクトで叩いたが、これもシュートはわずかに枠の上。その後も主導権を握るマルセイユは39分、トヴァンが右サイドからクロスを送ると、ファーポストのベネデットが豪快なジャンピングボレーで狙ったが、これも枠を捉えられなかった。
後半も膠着状態が続いたが、71分にメスが均衡を破る。マテュー・ウドルが左サイドからクロスを送ると、ゴール前中央でフリーのイブラヒマ・ニアヌが頭でゴール左隅に叩き込んで先制ゴールを奪った。
反撃に出るマルセイユは86分、エリア中央でパスを受けたベネデットが体制を崩しながらシュートを打ったが、枠を捉えず。逆に89分には相手のカウンターでピンチを迎え、パペ・ンディアガ・ヤデにエリア内へ進入されたが、酒井が絶妙なスライディングでボールをカット。直後にもハビブ・マイガにヘディングシュートを浴びたが、GKスティーヴ・マンダンダが好セーブで防いだ。
すると、ピンチをしのいだマルセイユはラストプレーで反撃が実る。後半アディショナルタイム5分、エリア左へ抜け出したネマニャ・ラドニッチが折り返し、中央のモルガン・サンソンがゴール右隅に蹴り込んで劇的な同点ゴールを決めた。直後に試合終了のホイッスルが鳴り、マルセイユは黒星を逃れたものの、3試合未勝利となった。
By サッカーキング編集部
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