フランス代表は最後までネットを揺らせず [写真]=Icon Sport via Getty Images
国際親善試合が11日に行われ、フランス代表とフィンランド代表が対戦した。
フランスはクレマン・ラングレ、ポール・ポグバ、オリヴィエ・ジルーらが順当にスタメン入り、また、ボルシアMGで印象的な活躍を見せているマルクス・テュラムが代表初出場を飾った。
序盤から試合はフランスのペースで進む。15分にテュラムが強烈なヘディングシュートを放つと、17分には再びテュラムに決定機。右サイドからのクロスボールにフリーで反応するも、右足でのシュートは枠を捉えることができない。
その後もジルー、ウィサム・ベン・イェデル、ムサ・シソコらがゴールに迫るも、得点には至らず。すると今度はフィンランドにチャンスが。中盤での攻防を制して前方にスルーパスを送ると、抜け出したマルクス・フォルスが左足で冷静に流し込む。劣勢を覆したフィンランドが均衡を破った。
31分には再び試合が動く。ペナルティエリア手前でボールを持ったオンニ・ヴァラカリが迷わずに左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴールに突き刺さった。前半だけでフィンランドが2点をリードした。
後半に入っても試合の様相は変わらず。フランスが何度もフィンランドゴールを脅かすも、なかなかネットを揺らすことができない。最終的に試合はこのままタイムアップ。ロシア・ワールドカップの王者であるフランスは、2019年6月に行われたUEFAネーションズリーグのトルコ代表戦(0-2)以来、1年5カ月ぶりに黒星を喫した。
【スコア】
フランス代表 0-2 フィンランド代表
【得点者】
0-1 28分 マルクス・フォルス(フィンランド代表)
0-2 31分 オンニ・ヴァラカリ(フィンランド代表)
By サッカーキング編集部
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