激しい攻防を繰り広げたリールとPSG [写真]=Getty Images
リーグ・アン第16節が20日に行われ、リールとパリ・サンジェルマン(PSG)が対戦した。
直近のリーグ戦5試合でわずか2勝しかできていないPSG。この日は、勝てば首位に浮上できるリールとの直接対決を迎え、負傷のFWネイマール、ベンチスタートのFWキリアン・エンバペらに代わり、FWモイーズ・キーン、MFアンヘル・ディ・マリア、MFマルコ・ヴェッラッティらがスタメンに名を連ねた。
首位決戦とあって、試合は前半から均衡した展開が続く。PSGは20分にティロ・ケーラーがヘディングシュート、30分にはディ・マリアが直接FKでゴールを狙うも、いずれも枠を捉えることはできない。前半終了間際には、プレスネル・キンペンベがディ・マリアのFKに合わせるも、GKの好セーブに阻まれ、前半をスコアレスで折り返すこととなる。
後半もディ・マリア、ラフィーニャを起点にチャンスを伺うPSGだが、なかなか決定的なシュートを放つことができない。切り札エンバペを投入した直後の78分には、リールのカウンターから、キンペンベとリールの4選手が相対するという状況に陥る。このピンチは、キンペンベのスライディングタックルでの好プレーにより失点を免れたものの、このプレーで同選手は負傷交代となった。
試合はこのまま終了。PSGは勝ち点でリヨンに抜かれて3位に転落。さらにアレッサンドロ・フロレンツィ、レイヴァン・クルザワもケガで途中交代となっており、今後の戦いにも不安を残すこととなった。一方のリールは首位の座をキープすることに成功している。
次節、リールはモンペリエと、PSGはストラスブールとそれぞれ23日に対戦する。
【スコア】
リール 0-0 パリ・サンジェルマン
By サッカーキング編集部
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