PSGを解任されたトゥヘル監督 [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)は29日、トーマス・トゥヘル監督の解任を発表した。クラブ公式サイトで伝えている。
スペイン紙『アス』によると、同監督はこれまで幾度となく上層部と意見が対立していた模様。特にスポーツ・ディレクターを務めるレオナルド氏とは反りが合わず、欧州の各メディアから解任の可能性が報じられていた。
近年のフランス国内では、ブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・エンバペらを擁し圧倒的な強さを見せるPSG。しかし、今月13日のリーグ・アン第14節リヨン戦で敗戦を喫し、20日の第16節リール戦で引き分け首位を譲ったことが今回の解任劇の引き金となったと考えられている。現在はそのリヨンとリールに次ぐ、リーグ3位につけている。
トゥヘル監督は母国ドイツのマインツやドルトムントを指揮し実績を積むと、2018年5月にPSGの指揮官へ就任。昨シーズンは国内4冠を達成すると共に、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では同クラブを史上初となる決勝の舞台へと導いていた。
ナセル・アル・ケライフィ会長は「私たちはクラブに多くのものをもたらしたトーマス・トゥヘルとそのスタッフに感謝を述べたい」とコメントを発表している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト