マルセイユとニーム・オリンピックが対戦した [写真]=Getty Images
リーグ・アン第20節が16日に行われ、DF酒井宏樹とDF長友佑都が所属するマルセイユとニーム・オリンピックが対戦した。酒井は9試合連続となる先発出場を果たし、66分までプレーした。長友に出番は訪れなかった。
17試合を消化して6位のマルセイユと最下位のニーム・オリンピックの一戦。マルセイユは13日に行われたトロフェ・デ・シャンピオン(フランス・スーパーカップ)の決勝でパリ・サンジェルマン(PSG)に敗れ、タイトルを逃したなか迎えた一戦となる。対するニーム・オリンピックは直近の8試合で7敗1分けと苦境に立たされている。マルセイユがニーム・オリンピックをホームに迎え、試合はスタートした。
マルセイユは3分、ロングボールを相手ゴール前へ放り込むと、これにディミトリ・パイェが飛び込む。しかし、わずかに合わせることはできず。マルセイユはさらに11分、右サイドからのクロスにフロリアン・トヴァンがヘディングで合わせたが、枠を捉えることはできなかった。
ニーム・オリンピックは13分、ジネディーヌ・フェルハトがペナルティエリア手前から右足でシュートを放つが、わずかにゴール左に外れた。マルセイユは16分、右サイドを突破したトヴァンが中央へ折り返すと、これにモルガン・サンソンが右足のボレーで合わせる。しかし、GKの好セーブに阻まれた。
マルセイユは33分、エリア内でボールを受けたダリオ・ベネデットが相手ディフェンダーのハンドを誘発し、PKを獲得。しかし35分、トヴァンのキックはゴール左に外れ、先制することはできない。スコアレスで後半へ折り返すと、ニーム・オリンピックが試合を動かす。54分、右サイドからのクロスにニクラス・エリアソンが左足で合わせ、ネットを揺らした。
さらにニーム・オリンピックは57分、再び右サイドを崩すと、クロスにエリアソンが合わせ、わずか3分間で2点のリードを奪った。マルセイユは84分、高い位置で相手ディフェンダーのパスをカットすると、そのままベネデットが右足でゴール右に流し込み、1点を返した。
試合はこのまま終了。終盤に1点を返したマルセイユだったが、ニーム・オリンピックに2失点で敗れた。マルセイユはリーグ戦2試合未勝利となり、ニーム・オリンピックは今季4勝目を挙げた。
次節、マルセイユは23日にアウェイでモナコと、ニーム・オリンピックは24日にホームでナントと対戦する。
【スコア】
マルセイユ 1-2 ニーム・オリンピック
【得点者】
0-1 54分 ニクラス・エリアソン(ニーム・オリンピック)
0-2 57分 ニクラス・エリアソン(ニーム・オリンピック)
1-2 84分 ダリオ・ベネデット(マルセイユ)
By サッカーキング編集部
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