ネイマールについてエンバペが言及した [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、チームメイトのブラジル代表FWネイマールを絶賛した。2月1日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
現在22歳のエンバペは2017年夏からネイマールとPSGで共にプレー。両者のPSGとの現行契約が2022年6月30日までとなっていることから、去就に注目が集まっている。先日、ネイマールがPSG残留希望を明かした際にはエンバペの残留にも期待を寄せていることを明かしていたが、エンバペもネイマールを信頼していることを明かした。
ネイマールとの関係性について聞かれたエンバペは、フランスメディア『フランスフットボール』で「素晴らしい選手たち同士は一緒にプレーするようにできていると思っているが、僕たち二人は明らかにそういう関係だ」と語り、同選手を次のように称賛した。
「僕たちの役割は僕がパリに来た時に確立された。ネイマールがそのプロジェクトの中心で僕は彼を助けるためにここにいる。PSGに加入したばかりの頃の僕はただの新星に過ぎず、ピッチで自分自身を証明する必要があった」
「ネイマールは何をすればいいかすべて知っている。彼は世界一だ。彼がパリに来た時、僕たちは彼がなんでもできることを知った。彼は5-0で勝っている時にショーをしたり、踊ったりするだけの選手ではない。0-0の時に何をすればいいかも知っている。みんなが気づいているかは知らないが、ネイマールはすべてを理解している。すべての物事をすぐに行う本能を持っている」
エンバペは2017年夏にレンタルでモナコからPSGに加入し、翌年夏に移籍金2億ユーロ(約253億円)で完全移籍となった。加入当時18歳だった同選手にとっては、同じく2億2000万ユーロ(約279億円)という高額な移籍金でPSGに加入していたネイマールの存在が大きな後押しとなっていたことも明かした。
「傲慢な子供から成長した今、正直に言って、彼が最初からどのように僕を助けてくれたかを忘れることは絶対にないだろう。18歳の時に大きな控え室に入ることは決して簡単なことではない。このような素晴らしいチームでは、成功の60パーセントはサッカーに依存しているが、残りの40パーセントは控え室に順応できるかに依存している。彼が僕を助けてくれたことを決して忘れたりはしない」
By サッカーキング編集部
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