現役引退を発表したヨアン・キャバイェ [写真]=Icon Sport via Getty Images
リールやクリスタル・パレスで活躍した元フランス代表MFヨアン・キャバイェが19日、自身のツイッターで現役引退を発表した。
1986年生まれで現在35歳のキャバイェはリールの下部組織出身。2003-04シーズンにトップチームデビューを果たすと、在籍した2011年までで公式戦251試合に出場した。その後はニューカッスル、パリ・サンジェルマンへと活躍の場を移し、2015年から3年間クリスタル・パレスでプレー。その後はUAEへと渡った。2019年夏には、一年契約でサンテティエンヌに移籍して母国復帰を果たしていた。また、フランス代表としても48試合に出場し、4得点を記録している。
キャバイェは自身のツイートで以下の様に語っている。
「私は17年以上の情熱、サッカーへの愛、常に記憶に残る思い出、忘れられない人間とスポーツとの出会いを経て、プロサッカー選手としてのキャリアの終わりを告げるのは、とても感慨深いものがある」
「35年間サッカーの世界にいて、この決断は当然のことで、筋が通っていて必然的なことにみえる人もいるかもしれない。しかし、私のサッカーへの愛はとても大きく、この決断をするのはまだ非常に難しくて受け入れるのも難しい」
「最初から再出発するために、自分の情熱や子供の夢を生きることができたことがどれほどの幸運であったか、何より一歩下がってみる必要がある」
「チームメイトやコーチ、監督、社長、これまで経験してきたクラブのサポーター、そして代表のジャージを着るという名誉を得た時に励ましてくれたチームの人達など、この数年間で出会うことができたすべての人々に、感謝してもしきれない」
「この冒険の間私を支えてくれた家族や友人、代理人にも感謝している」
「5人の子供たち。サッカーの複雑な人生の瞬間に立ち向かうため、私にたくさんの愛と力をくれてありがとう」
「皆のおかげで、私は夢を超えることができた」
By サッカーキング編集部
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