PSGがサンテティエンヌとの打ち合いを制す [写真]=Getty Images
リーグ・アン第33節が18日に行われ、2位パリ・サンジェルマン(PSG)と13位サンテティエンヌが対戦した。
PSGは13日のチャンピオンズリーグ準々決勝バイエルン戦から中4日。ネイマールやレアンドロ・パレデス、イドリッサ・ゲイェはサスペンションのために欠場し、ケイラー・ナバスやマルキーニョスらも負傷のためメンバーから外れた。
PSGは29分、ゴールから約25メートル離れた位置でフリーキックを獲得し、パブロ・サラビアがキッカーを担当。左足でゴール右隅を狙ったが、シュートはポストに直撃する。サンテティエンヌは32分、後方からのロングフィードに抜け出したワフビ・ハズリがネットを揺らしたが、オフサイドでノーゴールに。前半はスコアレスで折り返した。
後半に入ってもこう着状態が続くなか、先手を奪ったのはサンテティエンヌだった。78分、左サイドからミゲル・トラウコがゴール前でバウンドする高速のクロスを送ると、飛び込んだデニス・ブアンガが押し込んだ。しかし、PSGもすぐに試合を振り出しに戻す。アンデル・エレーラがハーフウェーライン付近から正確なえロングフィードを供給すると、抜け出したキリアン・エンバペは巧みなトラップから右足で流し込んだ。
PSGは86分、アンヘル・ディ・マリアのスルーパスに抜け出したエンバペが相手GKエティエンヌ・グリーンに倒されてPKを獲得する。キッカーをエンバペ自ら務めると、ゴール左下隅に突き刺して逆転の1点をもたらした。
すると後半アディショナルタイム2分、サンテティエンヌが同点に追いつく。ブアンガが左サイドから中央に切り込んでミドルシュートを放つと、相手GKセルヒオ・リコはキャッチできない。こぼれ球をロマン・アムマが押し込んだ。
だが、最後に笑ったのはPSGだった。試合終了間際の後半アディショナルタイム5分、ディ・マリアが右サイドで相手をはがし、左足でゴールに向かうクロスを供給。これをファーサイドのマウロ・イカルディが頭で押し込んだ。
試合はこのまま終了。PSGはリーグ戦2連勝となり、今節引き分けた首位リールとの勝ち点差を「1」に縮めた。サンテティエンヌは3試合ぶりの黒星となった。
PSGの次戦は21日に行われ、クープ・ドゥ・フランス準々決勝でアンジェと対戦する。また、24日にはリーグ・アン第34節でメスと対戦する。サンテティエンヌは次節、24日にブレストと対戦する。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 3-2 サンテティエンヌ
【得点者】
0-1 78分 デニス・ブアンガ(サンテティエンヌ)
1-1 79分 キリアン・エンバペ(PSG)
2-1 87分 キリアン・エンバペ(PSG)
2-2 90+2分 ロマン・アムマ(サンテティエンヌ)
3-2 90+5分 マウロ・イカルディ(PSG)
By サッカーキング編集部
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