アーセナルからマルセイユへ期限付き移籍中のゲンドゥージ [写真]=Getty Images
アーセナルからマルセイユへと期限付き移籍しているフランス代表MFマテオ・ゲンドゥージが、来季以降もマルセイユに残留する見通しであることを明言した。21日、フランスメディア『RMC Sport』が伝えた。
現在22歳のゲンドゥージは2018年夏にロリアンからアーセナルへと完全移籍。将来を嘱望されていたが、ピッチ上での問題行動を契機にミケル・アルテタ監督の構想から外れ、2020-21シーズンはヘルタ・ベルリンへと期限付き移籍していた。
今シーズンからは買い取りオプションが付随した期限付き移籍でマルセイユに加入。ここまで公式戦全25試合に出場し、2ゴール7アシストを記録している。
ゲンドゥージの買い取りオプションが行使される条件は「十分に達成可能な」ものであると報じられていたが、本人いわく、その条件は「マルセイユのリーグ・アン残留」だという。21日の記者会見に同席したゲンドゥージは、「本当に長くマルセイユでプレーしたいんだ。もしマルセイユがリーグ・アンに残留すれば、僕はマルセイユに残ることになる。慎重に検討した上での選択だ。数年先だけでなく、僕のキャリア全体を考えた上での選択だよ」と明かした。
マルセイユは17試合を消化した時点でチャンピオンズリーグ出場圏内の2位につけており、買い取りオプションの行使はほぼ確実。『RMC』によると、ゲンドゥージの買い取り金額は1100万ユーロ(約14億円)となり、2025年6月30日までの契約を結ぶことになるようだ。
また、ゲンドゥージは次のようにも語っている。
「(マルセイユの)上層部と最初に話した時から、僕のためのプロジェクトだと感じていた。僕はマルセイユとともに勝ちたいし、ホルヘ・サンパオリ監督の下で成長しているんだ」
「練習でも日常生活でも、チームメイトの背中を押すような存在でありたいと思っている。僕も彼らと同じように若かったし、偉大な選手たちの後を追って、彼らのようになりたいと思っていた。ピッチ内外で模範となることができれば、本当に嬉しいよ」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト