ポチェッティーノ監督、逆転負けに落胆「10分間で敗れてしまった」

　パリ・サンジェルマン（PSG）を率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、レアル・マドリード戦を振り返った。欧州サッカー連盟（UEFA）の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

　チャンピオンズリーグ（CL）・決勝トーナメント1回戦（ラウンド16）セカンドレグが9日に行われ、PSGはレアル・マドリードと対戦。ファーストレグを1－0で先勝して迎えた一戦も、39分にキリアン・エンバペが先制点を奪ったものの、後半にカリム・ベンゼマにハットトリックを許し、1－3で逆転負け。2試合合計でも2－3で競り負け、敗退となった。

　合計2点のリードがありながら、61分の失点からわずか17分間でさらに2点を失い、逆転で敗退となったポチェッティーノ監督は試合後、フランスの専門チャンネル『Canal Plus』で「最初の失点が試合を完全に変えてしまった。開始から1時間は私たちの方がレアル・マドリードよりも優れていた。スタジアムの雰囲気が変わって、その後ミスをしてしまった。最悪な気分なのは私たちの方が優れたチームだったのに10分間でこの試合に敗れてしまったことだ」と失望を口にした。

「パリ・サンジェルマンはここ数年チャンピオンズリーグを追いかけてきた。私は本当に失望しているし、動揺もしている。でも、このようなことは起こり得る。これから数週間は簡単にはいかないだろう」