PSGとボルドーが対戦した [写真]=Icon Sport via Getty Images
リーグ・アン第28節が13日に行われ、首位パリ・サンジェルマン(PSG)と最下位ボルドーが対戦した。
2位ニースと勝ち点差「12」で首位を独走するPSGだが、直近のリーグ戦3試合では2敗。さらに、9日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグではレアル・マドリードの大逆転を許して敗退した。失意のなか、直近5戦未勝利で最下位に沈むボルドーをホームに迎えた。
ウルトラスが上層部の退陣を要求するバナーを掲げ、レアル・マドリード戦の“戦犯”扱いを受けるリオネル・メッシやネイマールはボールを持つたび観客からブーイングや野次を受けるなど、殺伐とした雰囲気になった『パルク・デ・プランス』。それでも、PSGは24分に先制する。メッシのパスをペナルティエリア手前で受けたジョルジニオ・ワイナルドゥムは、ワンタッチでゴール前に縦パスを通す。抜け出したキリアン・エンバペが右足を振り抜くと、相手GKガエタン・プッサンは足で反応したものの、シュートの勢いがまさってゴールに吸い込まれた。
PSGは52分にリードを広げる。メッシのスルーパスに抜け出したアクラフ・ハキミがグラウンダーで折り返し、ネイマールが合わせて押し込んだ。57分にはワイナルドゥムが倒されてPKを獲得するが、その前のプレーでオフサイドがあったとして取り消された。
61分、PSGが3点目を獲得する。エンバペが放ったシュートのこぼれ球をボックス中央で回収したレアンドロ・パレデスは、フェイントで冷静に相手をかわし、左足を振り抜いてネットを揺らした。
PSGは87分に決定機。メッシがハーフウェーライン付近で相手3人をはがし、ペナルティエリア手前まで運んで左足を振り抜く。これが右ポストに嫌われると、こぼれ球に反応したエンバペのシュートも枠を外れた。
試合はこのまま終了し、PSGは公式戦3試合ぶりの白星、ボルドーは2連敗で6戦未勝利となった。次節、PSGは20日にアウェイでモナコと、ボルドーは同日にホームでモンペリエと対戦する。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 3-0 ボルドー
【得点者】
1-0 24分 キリアン・エンバペ(PSG)
2-0 52分 ネイマール(PSG)
3-0 61分 レアンドロ・パレデス
By サッカーキング編集部
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