スタジアムの外で優勝を祝うPSGサポーター
リーグ・アン第34節が23日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とランスが対戦。試合は1-1の引き分けに終わったが、PSGの2年ぶり10度目のリーグ制覇が決定した。
しかし、チャンピオンズリーグでの敗退に納得していないウルトラスが、試合終了の15分前にスタジアムを後にし、優勝の決定の瞬間を共にすることはなく、試合後に選手たちがスタジアムを一周することもなかった。
このことについて、PSGのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は「ファンと共に難しい時期を過ごしているが、それが良くなることを望んでいる。我々はすべての抗議を受け入れるが、このタイトルには敬意を示さなければならない」とコメント。マルコ・ヴェラッティも「マドリードのことで落胆しているのはわかる」と理解を示しつつ、「いつかは前に進まなければならない」と、切り替える必要性を強調した。
また、キャプテンのマルキーニョスは「サポーターと共にできなかったことは残念だけど、僕らはそれに対処しなければならない」と語り、キリアン・エンバペは「失望はしていない。彼らは祝いたければ祝えばいいし、祝いたくないのなら祝わなければいい。多くの人はそこにいたし、いなかったのは少数派だ。彼らはすべてのサポーターを代表しているわけではない」との見解を示し、「スタジアムは満員だったし、ドレッシングルームでは優勝を喜んだ。足りなかったのはカップだけだったよ」と主張した。
By サッカーキング編集部
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