モナコ退団の意思を明かしたセスク [写真]=Getty Images
モナコに所属する元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが、今シーズン終了後に同クラブを退団する意思を示した。13日に、フランス誌『So Foot』が報じている。
現在35歳のセスクは、2019年1月にチェルシーからモナコへと完全移籍。モナコでは、公式戦68試合に出場して4ゴール9アシストを記録してきた。だが、今シーズンは負傷や新型コロナウイルス感染などにより、公式戦5試合の出場にとどまっている。
『So Foot』のインタビューに応じたセスクは、モナコでの時間が間もなく終わりを迎えることを示唆した。
「今シーズンは大変な苦労をしたよ。精神的にも苦しかったし、人生でも最悪の年だったかもしれない。サッカーでハッピーでない時は、人生でもハッピーでなくなってしまうんだ」
「(モナコとの契約を延長する可能性があるかと問われ)いや、モナコと僕の関係性はほぼ間違いなく終わりを迎えると思う。今年の6月で契約が満了になるし、新しいスタートを切りたいと考えている。今の僕は、別の場所で新たなスタートを切ることを必要としている」
モナコを退団する意思を明かしたセスクは、一方で現役引退の可能性を問われると、以下のように語った。
「正直なところ、この2週間ですでに2、3回、かつて僕を指導してくれた人たちから電話がかかってきて『この夏からコーチとしてチームに参加しないか』と誘われたんだ。でも、今シーズンがあまりにひどいものだったから、ここでキャリアを終わらせるわけにはいかないと思った。これからもプレーを続けたい。これまでのキャリアには感謝しているけど、まだ終わったという実感はないんだ。自分のサッカーを楽しみたいし、ある程度のレベルで競争力を持ち続けたいね」
アーセナル、バルセロナ、チェルシーといった名だたるクラブやスペイン代表で一時代を築いてきたセスク。果たして、モナコ退団後の新天地はどこになるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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