競り合うネイマールとエンバペ [写真]=野口岳彦
『エアトリ presents PSG JAPAN TOUR 2022』の公式練習が18日、秩父宮ラグビー場で行われ、リオネル・メッシやキリアン・エンバペら来日したパリ・サンジェルマン(PSG)の全25選手が参加した。
PSGの選手たちがピッチに姿を現すと、1万3370人が詰めかけたスタンドから大きな響めきと大きな拍手が沸き起こり、選手たちはスタンドのファンに挨拶をするとグラウンドの3/4ほどを軽くランニング。その後、フィールドプレーヤー21名はボールを使ったアップを実施した。
パス交換やポストプレー、ダッシュ、ヘディング、ドリブル、シュートなど、いろいろな要素を組み合わせたメニューを終えると、4チームに分かれて5対5のパスゲームへ。ボールを中央で保持するチームと、奪ったら素早くサイドに展開してフィニッシュまで持ち込むチームに分かれ、素早いトラジションを意識したものになっていた。
練習の合間には、選手たちが遠く離れたミニゴールへボール蹴り始め、なかなかゴールに収まらないなか、セルヒオ・ラモスが一番乗りを果たすと、スタンドからは大きな拍手と歓声があがった。
その後は、GKも加わり、「3-5-2」と「4-3-3」に分かれてボールの運び方を反復。途中で数名の入れ替わりはあったものの、メッシ、エンバペ、ネイマール、マルキーニョスら主力組と見られるメンバーが3バックでプレーするなど、事前の報道通り今季はメッシをトップ下に置く3バックで試合に臨む機会が出てきそうだ。最後は5対5のシュートゲームを行なって約1時間半の公開練習は終了した。
PSGは今後、20日に国立競技場で川崎フロンターレ(19時30分キックオフ予定)との試合に臨み、23日に埼玉スタジアム2002で浦和レッズ(19時キックオフ予定)と、25日にはパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪(19時キックオフ予定)と、それぞれ対戦する。
By サッカーキング編集部
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