レンヌ加入が決定したカリムエンド [写真]=Getty Images
リーグ・アンのレンヌは11日、パリ・サンジェルマン(PSG)からU-21フランス代表FWアルノー・カリムエンドを完全移籍で獲得したことを発表した。
契約期間は2027年6月末までの5年間。移籍金については明かされていないものの、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、2500万ユーロ(約34億円)前後だとされている。
現在20歳のカリムエンドはPSGの下部組織出身で、2020年9月にトップチームデビューを果たした。直近2シーズンはランスに期限付きで加入しており、同クラブで公式戦65試合に出場し21ゴール6アシストを記録した。今夏にPSGに復帰した同選手は、先日行われた日本でのプレシーズンツアーにも参加。Jリーグクラブとのプレシーズンマッチ全試合に出場し、川崎フロンターレ戦、浦和レッズ戦では得点も決めていた。
カリムエンド加入に際し、レンヌのテクニカル・ディレクター(TD)を務めるフロリアン・モーリス氏は次のようなコメントを発表している。
「彼はレンヌでのプレーを選択し、そのための多くの決意を示してくれた。我々は昨シーズン、良い成績を残したが、攻撃力をより強化したいとの思いがあった。彼はリーグ・アンでの2シーズンで20ゴール以上を挙げ、決定的な存在であることを証明している。彼がチームに溶け込むことが重要になるが、心配はない。彼は私たちが求めているサッカーに完全に対応している。クラブにとって素晴らしい新戦力だ」
By サッカーキング編集部
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