またもゴラッソを決めたタヴァレス(中央) [写真]=Getty Images
リーグ・アン第4節が28日に行われ、ニースとマルセイユが対戦した。
ともに今夏の移籍市場で大型補強を見せたニースとマルセイユの一戦。ニースはアーセナルから加入したニコラ・ペペが先発デビューした。一方のマルセイユでは、インテルから加入したアレクシス・サンチェスや開幕から2戦連発のヌーノ・タヴァレスらが先発。同じくスタメン入りしたマッテオ・ゲンドゥージやセアド・コラシナツ、そして今夏ニースに加わりベンチスタートとなったアーロン・ラムジーと並び、過去にアーセナルでプレーした選手が6名も顔を揃えることとなった。
試合は開始10分、マルセイユはジョナタン・クラウスのパスを受けたサンチェスが、トラップから右足を振り抜く。シュートはGKキャスパー・シュマイケルが守るゴールのニア上を破り、サンチェスはデビューから2試合目で移籍後初ゴール。マルセイユが敵地で幸先よく先制する。
マルセイユは続く37分、ディミトリ・パイェのサイドチェンジを受けたマッテオ・ゲンドゥージが落とすと、好調のヌーノ・タヴァレスがカットインから右足を一閃。低く鋭い弾道がニアサイドへ突き刺さり、マルセイユが追加点をとった。新加入のタヴァレスは、これで開幕からの4試合で早くも3ゴール目を奪うこととなった。
さらに勢いの止まらないマルセイユは42分、またも攻め上がったタヴァレスが今度は左足でゴールを狙うと、シュマイケルが弾いたボールをサンチェスが押し込んでゴール。マルセイユが新たなエースの2ゴール目で、その差を3点にまで広げた。
後半に入ると、ホームで反撃を狙うニースはアーロン・ラムジーら切り札を続々と投入。しかし、エリック・バイリーを途中出場でデビューさせたマルセイユは危なげなく試合を進め、スコアは最後まで動かず。3-0と快勝したマルセイユは、PSGらと並んで今季3勝目をあげることとなった。一方大型補強で期待の膨らんだニースは、ここまで2分2敗とリーグ戦では未勝利に終わっている。
次節、ニースは31日にアウェイでリールと、モナコは同日にホームでクレルモンと対戦する。
【得点者】
0-1 10分 アレクシス・サンチェス(マルセイユ)
0-2 37分 ヌーノ・タヴァレス(マルセイユ)
0-3 42分 アレクシス・サンチェス(マルセイユ)
By サッカーキング編集部
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