ブレスト戦で負傷したキンペンベ [写真]＝Icon Sport via Getty Images
パリ・サンジェルマン（PSG）に所属しているフランス代表DFプレスネル・キンペンベが、負傷のため離脱を余儀なくされそうだ。11日にリーグ・アンの公式サイトが伝えている。
PSGは10日、リーグ・アン第7節でホームにスタッド・ブレストを迎えた。試合はイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマのPKセーブなどもあり、PSGが1－0で勝利。今季6勝目を飾り、リーグ・アン開幕から負け無しで首位の座をキープしている。
ブラジル代表DFマルキーニョスがベンチスタートとなったことで、ブレスト戦ではキンペンベがキャプテンマークを巻いた。センターバックのポジションで90分間プレーしたものの、後半アディショナルタイムにアクシデント。イルヴァン・カルドナへスライディングタックルを試みた際に左太ももを負傷。プレー続行が不可能となり、交代枠を使い切っていたPSGは残りの数分間を10人で戦った。
試合後、PSGを率いるクリストフ・ガルティエ監督がキンペンベの負傷状況に言及。「彼は48時間以内に検査を受ける。そこで負傷の程度を正確に把握できると思うが、恐らく次の2試合には出場できない」と話した。左ハムストリングを負傷したキンペンベは、14日に敵地で行われるチャンピオンズリーグ（CL）・グループH第2節のマッカビ・ハイファ（イスラエル）戦、18日に同じくアウェイで行われるリーグ・アン第8節のリヨン戦は欠場することが決定的となっている。
また、フランスメディア『レキップ』によると、キンペンベの離脱期間はおよそ1か月程になるという。9月後半にはインターナショナルマッチウィークが予定されているが、フランス代表の活動も不参加となる見通しだ。復帰時期は、10月11日に開催される予定のCL・グループH第4節ベンフィカ戦の前後が現実的だと伝えた。
今シーズン、キンペンベはここまで公式戦8試合にスタメン出場。リーグ・アン第5節のトゥールーズ戦を除いて全試合のピッチに立ち、マルキーニョス、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスと強力な3バックを形成している。現在のスカッドはセンターバックがやや手薄な状況となっているものの、中盤が主戦場のポルトガル代表MFダニーロ・ペレイラが最終ラインにスライド。リーグ・アンでは最終ラインの一角として3試合連続のスタメン出場となっていることから、キンペンベ代役はD・ペレイラが務めると予想される。
By サッカーキング編集部
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