ラフォン(左)とディニュ(右)がフランス代表に追加招集 [写真]=Icon Sport via Getty Images、Getty Images
フランスサッカー連盟(FFF)は19日、9月のUEFAネーションズリーグ(UNL)に臨むフランス代表のメンバー変更を発表した。
FFFの発表によると、代表チームのキャプテンを務めているGKウーゴ・ロリス(トッテナム/イングランド)が右太ももを負傷したという。軽傷であることが診断により明かされているものの、今回の代表メンバーからは離脱することとなった。また、DFテオ・エルナンデス(ミラン/イタリア)は右内転筋を痛めており、今回の代表戦には出場できないことが判明。ロリスと同様に、代表招集を辞退する運びとなった。
2名の離脱に伴い、FFFは新たにGKアルバン・ラフォン(ナント)とDFリュカ・ディニュ(アストン・ヴィラ/イングランド)を招集することを決定。現在23歳ながらナントのキャプテンマークを巻き、今季の公式戦全試合でゴールマウスを守っているラフォンは、嬉しいA代表初招集となった。また、アストン・ヴィラの主力として活躍しているディニュは6月のインターナショナルマッチウィークまで定期的に招集されていたものの、今回はDFフェルラン・メンディ(レアル・マドリード/スペイン)が約1年半ぶりに招集されたこともあって選外に。しかし、テオ・エルナンデスの負傷によって左サイドバックの枠に空きが生まれ、“レ・ブルー”の一員に名を連ねることとなった。
また、FFFは17日付でジョルダン・ヴェレトゥ(マルセイユ)の追加招集も発表済みだ。アドリアン・ラビオ(ユヴェントス/イタリア)の負傷離脱に伴いブバカル・カマラ(アストン・ヴィラ/イングランド)を新たに招集していたものの、カマラが16日に行われたプレミアリーグ第8節のサウサンプトン戦で負傷。診断の結果、代表への合流はパスすることが決まり、ヴェレトゥが昨年11月以来の代表入りを果たしている。
第2回UNL王者のフランス代表は、リーグA・グループ1でデンマーク代表、クロアチア代表、オーストリア代表と同居している。6月に行われた4試合では2分2敗とつまづき、来年6月に行われるファイナル進出の可能性が既に消滅。まずはリーグA残留を目指すこととなり、22日にオーストリア代表、25日にデンマーク代表と対戦予定だ。
変更後のフランス代表のメンバーは以下の通り。
▼GK
アルフォンス・アレオラ(ウェストハム/イングランド)
マイク・メニャン(ミラン/イタリア)
アルバン・ラフォン(ナント)※追加招集
▼DF
ブノワ・バディアシル(モナコ)
ジョナタン・クラウス(マルセイユ)
ジュール・クンデ(バルセロナ/スペイン)
フェルラン・メンディ(レアル・マドリード/スペイン)
バンジャマン・パヴァール(バイエルン/ドイツ)
ウィリアン・サリバ(アーセナル/フランス)
ダヨ・ウパメカノ(バイエルン/ドイツ)
ラファエル・ヴァラン(マンチェスター・U/イングランド)
リュカ・ディニュ(アストン・ヴィラ/イングランド)※追加招集
▼MF
エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリード/スペイン)
ユスフ・フォファナ(モナコ)
マテオ・ゲンドゥージ(マルセイユ)
オーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリード/スペイン)
ジョルダン・ヴェレトゥ(マルセイユ)※追加招集
▼FW
ウスマン・デンベレ(バルセロナ/スペイン)
オリヴィエ・ジルー(ミラン/イタリア)
アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ランダル・コロ・ムアニ(フランクフルト/ドイツ)
キリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)
クリストファー・エンクンク(ライプツィヒ/ドイツ)
By サッカーキング編集部
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