ラウンド16に向けて意気込みを語ったFWエンバペ [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)のキリアン・エンバペが、2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループH最終節ユヴェントス戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。
すでにグループステージ突破を確定させているPSGは、最終節でユヴェントスと対戦した。敵地に乗り込んだPSGは13分、FWキリアン・エンバペのゴールで先制に成功すると、一度は同点にされたものの、69分にDFヌーノ・メンデスが勝ち越し点を挙げる。試合はこのまま2-1で終了したのだが、“首位の座”を争うベンフィカが同時刻に行われていた試合で6-1の大勝。この結果、PSGとベンフィカは勝ち点、得失点差、総得点までが並ぶ事態に。最終的にはアウェイゴール数でベンフィカに上回られて、2位通過となった。
他会場の結果により、最終節で首位陥落となったPSG。ラウンド16では、各グループを首位で通過したベンフィカを除く7チームのいずれかと対戦することとなるのだが、エンバペは「試合中、ベンフィカの結果がどうなっているのかわからなかったよ。最終的には、テクニカルスタッフがこのまま行くと上回られることを忠告してくれた。それでも、グループ2位でラウンド16に進出できたのだから、大したことではない」と動揺見せず。続けて「僕たちは、自分たちの仕事をするためにやってきたけど、それだけでは不十分だったということ。組み合わせを見て、ラウンド16では勝つためにプレーする」と“難敵”との試合に向けて意気込みを示した。
同試合では出場停止のFWネイマールに代わり、今夏にバレンシアから加入したMFカルロス・ソレールがスタメン出場した。勝手知ったる仲のネイマールとは違う、C・ソレールとのホットラインについて、エンバペは「ソレールは先発でプレーすることに慣れていなかった。ネイマールとは別の選手で、同じキャラクターではないんだ。できることはすべてやっていたし、面白い動きもあったね。なによりも、試合に勝ったんだ」と胸中を明かしている。
昨季のCLでもPSGはグループステージを2位で通過し、ラウンド16で同大会を制覇するレアル・マドリードと対戦することになった。奇しくも、1年前と同じシナリオを辿っているが、今大会のラウンド16の対戦相手はどこになるのだろうか。レアル・マドリードとの再戦する可能性もある中、11月7日に組み合わせ抽選会が行われる。
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By サッカーキング編集部
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