ロリス(左)と切磋琢磨してきたマンダンダ [写真]=Getty Images
レンヌに所属するGKスティーヴ・マンダンダが、フランス代表引退を発表した。14日、フランス紙『Ouest-France』が伝えた。
1985年3月28日生まれのマンダンダは、ル・アーヴルの下部組織出身。2007年夏に加入したマルセイユでリーグ・アン屈指のGKとしての地位を確立し、2008年5月にA代表デビューを果たした。同年11月に代表デビューを果たしたGKウーゴ・ロリス(トッテナム)の控えGKとして、マンダンダは長年にわたってフランス代表で活躍。約14年間でのキャップ数は35試合だったが、4度のEUROと3度のFIFAワールドカップに参加した。
先日に代表引退を発表したロリスに続く形で“レ・ブルー”を去るマンダンダは、「大会(ワールドカップ)が終わった時点で決断していた。フランス代表で素晴らしい時間を過ごすことができ、それは僕にとって特権であり喜びだった。今が(引退する)その時だ」とコメント。続けて、ロリスと切磋琢磨してきた日々を次のように振り返っている。
「(ロリスと)一緒にスタートし、一緒にゴールする。彼とはキャップ数は違うが、一緒にいろいろなことを経験してきた。そのすべてを経験できたことに、誇りと感動と喜びを感じている」
代表で最高の思い出については、やはりW杯を制した「2018年のロシア」と回答。「特別なチームで素晴らしいことをやってのけた。カタールでも連覇のチャンスはあった。代表チームでこのような瞬間に参加できたことに感謝しているし、誇りに思う」と胸中を語っている。
By サッカーキング編集部
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